こういった悩みを解決する記事を用意しました
職人さんも、DIYで壁紙を貼る人も、不動産投資を始めて自分の物件の壁紙を貼りたい人も
参考になるかと思います
そもそもなぜ壁紙にシワがついたり乾燥してアイハギしてしまうのか
という話なんですが
一般的に壁紙を貼り付けるには水で希釈したでんぷん糊を使用します
でんぷん糊の水分が蒸発すつことで壁紙を糊で貼り付けるので
糊の水分がなくなれば当然、壁紙は乾いて施工ができなくなります
そして、糊付け後の保管する状態によって折りジワが発生してしまう場合があり
これらを回避する方法は
この4つの条件を満たせば、ある程度長期間の保管が可能となります
当記事では、どうすれば折りジワがつかず糊付け後の壁紙を長期間の保管できるのかを解説します
のり付きの壁紙はどのくらいの期間保管できるのか
僕の経験上、条件が整えば1ヵ月は保管可能
もちろんもっと長期間保管できます
※まちがいなく確実に施工が保証できる期間としては1週間が目安でしょうね
しかし、のりつけ後に時間が経つと起きる問題が2つあります
次はどのような問題が発生するのかを解説します
のりつけ後に時間を経つと起きる2つの問題
クロス職人さんは、こんなことに悩まされる経験があると思います
DIYで折り目がついたクロスをキレイに貼るのはかなり苦戦するかと思います
対策は折り目がつかないようにするしかありません
また夏場の暑い日や、直射日光の当たる場所や暖房がガンガン効いた部屋での施工は
クロス糊を容赦なく乾燥させます
このような状況での施工は、結果として仕上がりがキレイにならなかったり
クレームや手直しの原因となるので出来る限り避けるほうがよいです
これで完璧!壁紙の折シワ&乾燥対策4つのポイント
壁紙の折ジワと乾燥対策には4つのポイントがあり
これさえ抑えておけば美しい仕上がりを目指せます
壁紙の両端にカットテープや下敷きテープを入れましょう
カットテープは重ね切りする際に、糊の付着を防止してくれます
また、下敷きテープはカッターで傷つけないように下地の保護をしてくれる
クロスの端は一番空気に触れやすく、最初に乾燥してしまう部分なので
テープを入れることで乾燥する時間を大幅に伸ばすことができるので、テープを入れるのは必須といえます
クロス専用養生袋カンガルーやハニーボックスを使う
カンガルーやハニーボックスといったく壁紙用の養生を使えば
完全に密封することができるので折りジワや乾燥から壁紙を守ってくれます
ハニーボックスは価格が高いのでコストがかかってしまいますが
カンガルーに関してはそこまで高価ではないため、当記事ではカンガルーを推奨
糊付け後は丸めて立てて保管
糊つけ後の壁紙は折り目をなるべく少なくした上で
くるくると丸めて筒状にして、カンガルーに入れて密封した状態で
直射日光を避けて、涼しい場所で立てて保管すれば
折りジワがつきにくく、乾燥からも保護することが可能
濡らしたタオルと一緒に密閉
乾燥対策として、濡らしたタオルをカンガルーの中にクロスと一緒いれるのもGOOD
ミミを覆うかたちで被せて密封した状態にします
これでそう簡単に乾燥することはないでしょう
折シワがついてしまったときの対処法
それでも折りジワがついてしまったときは
折り目が付いた状態だと壁紙に折り目が目立つので
放置するとクレームや手直しの原因になります
スムーサーで均すとたいていのシワはのばすことが可能
もし、スムーサーでも取れなければ
ジョイントローラーでコロコロするとほとんど消えます
まとめ:クロスの折りジワと乾燥は正しい知識があれば回避可能
正しい知識があれば大丈夫!
道具や消耗品である程度は解決します
ケチケチしても良い結果にはならないので、事前に用意しておきましょう
取引先や元請けを探している職人さんには
リホチョクがオススメです
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