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【DIY基礎知識】ビスの長さの選び方や種類を解説!

DIY
当記事はこんな悩みを解決します
  • ホームセンターに行っても、ビスの種類が多くてどうやって選べばいいかわからない!
  • 長さや材質はどれを選べばいいの?
管理人
管理人

当記事では、ビスの選び方を解説します!!

今回は、DIYでリフォームやリノベーションする際に使用する

  • 適正なビスの長さ
  • 適正なビス頭の形状

使用できないビスを間違って買ってしまったり、
想定外の事態を避けることができるように
ビスの種類と選び方をDIYで失敗しないように
わかりやすく丁寧に解説していきます!

当記事の信頼性

当ブログの管理人は、内装業歴10年以上のリフォーム・リノベーションのプロです。
現場で実際に培った経験・知識をもとに解説していくので、
参考にするだけでDIYで失敗することはないでしょう!

それではさっそくいってみましょう!

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ねじ山の種類とビスの違い

ビスといってもホームセンターに行くと
無数の種類が並んでいます。

どれを選べばいいかわかりませんよね
用途に合わせて選ぶためにネジ山の種類と
固定する材料によって使い分けるビスの種類を理解すれば
迷うことはなくなります!

管理人
管理人

まずネジ山の種類は主に4つ!

ねじ山の種類

  • コーススレッド
  • ファインスレッド
  • 全ネジ
  • 半ネジ

木ねじには、長さの他にねじ山ごとに機能に違いがあります。
それぞれ固定する対象物の厚さや硬さよって選びましょう

それぞれの違いを説明していきます!
そんなの知っているよ!という方は読み飛ばしてください!

コーススレッド

コーススレッドはねじ山の間隔が粗いため、柔らかい木材の固定に最適。

柔らかい木材の例
  • パイン材
  • 杉材
  • ベニヤ
  • MDF

ファインスレッド

ファインスレッドはねじ山の間隔が細かいので、硬い木材の固定に最適。

硬い木材の例
  • なら
  • かし
  • けやき

全ネジ

全ネジコーススレッド

ねじ全部にねじ山があり、薄い材料や柔らかい材料を固定させるときは全ねじのビスで固定します。

全ネジで固定する材料の例
  • 石膏ボード(9.5mm,12.5mm)
  • ベニヤ

半ネジ

半ネジコーススレッド

ねじ山が2/3ほど切ってあり、固定する材料を強く引っ張ることができるので
全ネジより強度が高く固定できます。

半ネジで固定する材料の例
  • 厚い木材
  • 垂木たるき
  • 桟木さんぎ

用途別ビスの違い


固定する材料によって使い分けが必要です。

管理人
管理人

ビスには下記のような種類が存在

ビスの違い
  • フレキビス
  • スリムビス
  • ドリルタッピングビス(ピアスビス)
  • ラッパビス(石膏ボードビス)
  • 軽天ビス
  • コンクリートビス

フレキビス

フレキシブルボード(硬質ボード)用のビスで、サラ頭にギザギザがついています。

このギザギザが硬質ボードを削りながらめり込むので、サラが浮き上がらずにキレイに仕上がります。

※フレキビスで石膏ボードのような柔らかい材料を固定すると表面の紙が破れて強度が下がります。保持力が下がり、クロス仕上げの処理も大変な労力になるので注意が必要。

スリムビス(細ビス)

フレキビスをより細く作られたビス、ねじ込んだときに木材の割れを防ぎます。

下穴を開けなくても、木材が割れにくいのが特徴。

ドリルタッピングビス(ピアスビス)

先端がドリルになっており、

金属も下穴加工なしでねじ切って打つことができる対金属用のビス。

  • 固定部が金属の場合に使用
  • 鉄枠や鉄扉などに材料を固定できる

ラッパビス(石膏ボードビス)

ラッパビス

25~32mmの内装タイプを使用しましょう。
使用する石膏ボードの厚さの2倍の長さのビスが最適です。

ラッパ状の形をしていて、石膏ボードの紙を破らずにキレイに止まるための形状になっています。

コーススレッドとラッパビスの違い

コーススレッドとの違いは、ラスパート処理を施し錆びに強くしてある事や、
表面にギザギザの加工をしてあるのが特徴。
理由は、壁紙を貼る前にパテ処理を行ってビスの頭を目立たなくする工程があり
パテが剥離しにくくなるようザラザラとした表面になっています。

軽天ビス

軽量鉄骨用のビスで、金属にもねじ込みやすいように先端が鋭く加工されています。
軽天ビスにも種類があるので用途ごとに使い分けましょう!

軽天ビスの種類
  • フレキ軽天ビス
  • ラッパ頭軽天ビス
  • ジャックポイント・ダンパビス
フレキ軽天ビス

主にマンションなどで使用されている、軽量鉄骨(LGS)を下地材とする場合の
合板やコンパネの固定に使用します。

ラッパ頭軽天ビス

軽量鉄骨(LGS)を下地材とする場合、石膏ボードを固定するために使用します。
木ビスでは、なかなか刺さらないが、軽天ビスならラクにねじ込めます。

ジャックポイント・ダンパビス

一般的にはドリルねじと呼ばれます。ねじの先端部分にドリル刃先を有することにより、
厚み1.6mm以上の鋼板に対し、穴あけ・タップ・締付けがワンタッチでできるねじです。
ねじの先端(ポイント)にジャックナイフのような切れ味の鋭い刃先を有し、今やロングセラーとなったジャックポイントはドリルねじの代名詞となっています。

出典元:株式会社ヤマヒロ

金属同士のの固定にはジャックポイントが良いです。
軽量鉄骨で間仕切り壁を建てるときなどに重宝します!

ビス長さの選び方

管理人
管理人

基本的に必要以上に長いビスはNG

悩む人
悩む人

長すぎるビスは、なんでダメなの?

  • インパクトドライバーなどの電動工具で締め付ける際に
    長ければ長いほど、折れやすくなります。
  • 壁の中で水道管や電気配線を傷つけてしまう可能性があるためです

長さを決める基準

下記の基準でビスを選べばOKです!

選ぶ基準
  1. 材料の厚さの2~3倍
  2. 材料の厚さに+20mm
管理人
管理人

基本的にはこれだけ覚えておけばOK!

ビスの材質の選び方

材質によってコストが変わります。

材質は錆びる可能性があるか?で選びましょう!

ユニクロメッキステンレス
✔室内の錆びる可能性が低い
✔コストが低い
✔室内の水廻り、浴室、屋外、ウッドデッキなど
✔コストが高い

下穴を開ける必要がある場合

下穴加工が必要な条件は以下のパターンです。

  • 細い材料や割れやすい材料にビスを打つ
  • 材料同士のズレを防ぎたい

硬い材料にビスを打つ場合、下穴開けないとビスが折れてしまったり
インパクトドライバーにとても負担がかかってしまいます。

また、下穴加工をすることで、材料同士のビス止めしたい位置で確実に固定できるので
材料がズレてしまう失敗を防げます

下穴ドリルの選び方

ビスのネジ山部分ではなく、本体部分の太さor少し細いモノを選べばOKです。

ビスを打つときの注意点

ビスを打つときの注意点
  • 硬い材料・細い材料を固定する場合には下穴加工をする
  • ビスが折れないように、インパクトドライバーのトルクを調整しながら打つ
  • 木の節は避ける
  • 打ってあるビスを外したり、緩めたりすると
    摩擦でビスが高温になるので素手で掴むと火傷してしまうので注意です

まとめ

今回は、「ビスの長さの選び方と種類を解説」しました。

正しい知識でDIYを楽しみましょう!

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