この記事の要点(30秒でわかる3行まとめ)
- ロール式は「収納時にスッキリ消える美しさ」、プリーツ式は「大開口に強く玄関や勝手口向き」が選定の核心。
- 価格帯はDIY向けロール式が3,000〜8,000円、本格プリーツ式は20,000〜60,000円が相場。職人目線では用途で完全に分かれる。
- 窓ならロール式、玄関・勝手口・大開口ならプリーツ式。本記事の3製品比較表で5分で結論が出ます。
お客様「網戸を新しくしたいけど、ロール式とプリーツ式って何が違うの?」
「どっちを選べば失敗しないんだろう?」
春から夏にかけての季節、網戸の入れ替えを検討する方が一気に増えます。
私自身、内装工事の現場で年間100件以上の網戸交換に立ち会ってきましたが、お客様からこの質問を受けない日はありません。
結論から言うと、ロール式とプリーツ式は「使う場所」で選ぶのが正解です。
カタログだけ見て決めると、半年後に「この場所には向いてなかった…」と後悔するケースが本当に多い。
この記事では、現場で実際に使ってきた職人目線で、ロール式とプリーツ式の違い・おすすめ製品3選・選び方の3つの失敗ポイントまで一気に解説します。
5分読めば、自分の家にどちらが合うかハッキリ判断できます。
網戸のロール式とプリーツ式とは?1分でわかる違い
ロール式網戸とは、ロールスクリーンのように網を巻き上げて収納できるタイプの網戸のことです。
プリーツ式網戸とは、網がジャバラ状に折りたたまれて横方向に開閉するタイプの網戸を指します。
どちらも「使わない時はコンパクトに収納できる」点は共通ですが、収納方向と開閉方式が真逆なんですね。



職人の現場感覚で言うと、
・ロール式は「上下方向の小さな窓向け」
・プリーツ式は「左右方向の大きな開口部向け」
と覚えておくと迷いません。
つまり、開口部の形と大きさで選ぶ製品が変わるということです。
ロール式vsプリーツ式 どっちがいい?職人目線の比較表
カタログのスペック比較ではなく、実際に取り付けてきた立場から見た差をまとめました。
下の比較表は「現場で困ること・喜ばれること」をベースに作成しています。
| 比較項目 | ロール式網戸 | プリーツ式網戸 |
|---|---|---|
| 開閉方向 | 上下(巻き上げ式) | 左右(ジャバラ式) |
| 得意な開口部 | 窓・小窓・腰高窓 | 玄関・勝手口・掃き出し窓 |
| 最大サイズ目安 | 幅1m × 高1.8mまで | 幅2.4m × 高2.4mまで |
| 価格帯(製品のみ) | 3,000〜15,000円 | 20,000〜60,000円 |
| DIY難易度 | ★★☆(中) | ★★★(高・プロ推奨) |
| 耐久年数(実体験) | 5〜8年 | 10〜15年 |
| 収納時の見た目 | ほぼ消える(◎) | 左右に折りたたみが残る |
| 網交換のしやすさ | ロール一体型で交換難 | 網だけ張り替え可能 |
私が現場で一番よく説明するのは「価格と耐久性のバランス」です。
ロール式は安価で見た目もスッキリしますが、ロール部分の樹脂が紫外線で劣化しやすく、5〜8年で交換が現実的になります。
一方プリーツ式は初期投資が大きい代わりに、網だけ張り替えれば10〜15年もつ製品が多いんですね。
玄関や勝手口など毎日使う場所には、長期目線でプリーツ式が圧倒的に有利です。
【職人厳選】おすすめ網戸3選(ロール式2種+プリーツ式1種)
ここからは、私が実際の現場で取り付けてきた中から「コストパフォーマンス」「耐久性」「お客様の満足度」の3軸で厳選した3製品を紹介します。
すべてAmazon・楽天市場で購入可能なので、DIY派の方にも参考になります。
① YKK 上げ下げロール網戸(ロール式・コスパ最優秀)
窓用ロール網戸の定番中の定番です。
幅60cm〜100cmまでサイズ展開があり、価格帯は4,000〜8,000円と手頃。
私が最初にこの製品を勧める理由は3つあります。
1つ目は、サッシ枠への取り付けがプラスドライバー1本で15分で終わること。
2つ目は、網のメッシュが18メッシュで、虫の侵入と通気性のバランスが絶妙なこと。
3つ目は、レール部分の樹脂強度が他社製品より明らかに固く、巻き上げトラブルが少ないことです。
豊平区のお客様宅で2階の腰高窓に取り付けた時も、施工時間20分・3年経った今でもスムーズに巻き上がります。
「とりあえず安く・キレイに収まる窓用網戸が欲しい」ならまずこれで間違いなし。
② 川口技研 OK!アミド(ロール式・玄関ドア向け)
玄関ドアに後付けできるロール式網戸の代表格です。
幅80cm〜100cm、価格帯は12,000〜18,000円とミドルクラス。
玄関ドアに網戸を後付けするとき、最大の難所は「ドア枠への穴あけ」なんです。
OK!アミドはマグネット式の固定金具が標準付属していて、賃貸でも穴を開けずに取り付けできるのが最大の差別化ポイント。
札幌市中央区の賃貸マンションでも、退去時の原状回復を気にせず使えると喜ばれています。
注意点としては、強風時に網が大きくバタつくこと。
北海道の春の強風シーズンは、開閉時に風を入れすぎないようご注意ください。
「玄関に網戸を入れたいけど工事はしたくない」方には、現状これがベストな選択肢です。
③ セイキ販売 アルマーデⅢ(プリーツ式・本格派の決定版)
プリーツ網戸の業界標準と言える製品です。
玄関・勝手口・掃き出し窓など、幅2.4mまでの大開口に対応。
価格帯は本体25,000〜45,000円、施工費込みで5〜8万円が相場。
この製品の最大の強みは、網のジャバラがしっかりした樹脂フレームで支えられていて、10年使ってもよれや偏りが出にくいこと。
私が10年前に取り付けた札幌市手稲区のお客様宅では、いまだに新品同様のスムーズな開閉を保っています。
網が破れた場合も、専用の張り替えキットで自分で交換可能なのも嬉しいポイントです。
ただし、設置にはレール取付・ビス止めの本格工事が必要なので、DIYは正直おすすめしません。
プロ依頼で5〜8万円かかりますが、15年使えると考えれば年間コストはむしろロール式より安いという計算になります。
「長く使える本物のプリーツ網戸が欲しい」なら、これ一択で後悔しません。
ロール式とプリーツ式 こんな人におすすめ・こんな人には向かない
ロール式網戸が向いている人
- 窓・小窓・腰高窓に網戸を入れたい人
- 初期費用を1万円以内に抑えたい人
- 賃貸で穴を開けずに取り付けたい人(マグネット式タイプ選択)
- 使わない季節は完全に収納してスッキリさせたい人
プリーツ式網戸が向いている人
- 玄関・勝手口・掃き出し窓など幅広い開口部に取り付けたい人
- 10〜15年の長期使用でランニングコストを抑えたい人
- 毎日開閉する場所で耐久性を重視する人
- 網だけ自分で張り替えてメンテナンスしたい人
逆に、玄関にロール式を選ぶと開閉時のトラブルが多発します。これは現場で何度も見てきた失敗パターンです。
網戸を選ぶときに失敗しない3つのポイント
①開口部のサイズを正確に測る
これがすべての出発点です。
サッシの枠内寸法(幅・高さ)を上中下・左中右の3点ずつ測り、最も小さい数値で発注するのが鉄則。
サイズ選定の詳細は別記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。
②メッシュ数(網目の細かさ)を確認する
標準は18メッシュですが、北海道の春先は小さなブヨが多いので24メッシュ以上をおすすめします。
メッシュが細かいほど通気性は落ちますが、虫の侵入を確実にブロックできます。
札幌市豊平区のお客様で「18メッシュにしたら小バエが入ってきた」という相談が毎年数件あります。
③DIY可能か業者依頼かを正しく判断する
窓用のロール式ならDIYで十分対応できます。
玄関ドアの後付けロール式も、賃貸対応のマグネットタイプなら自力で可能。
ただしプリーツ式の本格設置は、必ずプロ依頼にしてください。
レール取付の傾きが1mmでもズレるとジャバラが詰まる、という繊細な製品だからです。
網戸のDIY張り替え方法は「網戸の張り替えDIYで失敗しない3つのコツ|10年職人が現場で見た失敗事例」で詳しく解説しています。
業者に依頼する場合の費用相場は「網戸の交換費用相場と札幌の業者選び3条件|豊平区マンション実例2.4万円」を参考にしてください。
よくある質問(FAQ)
Q. 網戸のロール式とプリーツ式、どっちが長持ちしますか?
A. プリーツ式の方が長持ちします。
ロール式は5〜8年、プリーツ式は10〜15年が実体験ベースの耐久年数です。
プリーツ式は網だけ張り替え可能なので、初期投資は大きくても長期コストは抑えられます。
Q. ロール式の網戸を玄関に付けても大丈夫ですか?
A. 川口技研OK!アミドのような玄関ドア専用ロール式なら可能です。
ただし強風時のバタつきや、開閉頻度が高い玄関ではロール部分の劣化が早まる傾向があるため、長期使用ならプリーツ式(セイキ アルマーデⅢ等)の方が安心です。
Q. 賃貸でも穴を開けずに取り付けできる網戸はありますか?
A. はい、マグネット式や突っ張り式のロール網戸(川口技研OK!アミド・ダイオ化成軽快シリーズ等)であれば、サッシ枠やドア枠に穴を開けずに取り付け可能です。
退去時の原状回復も簡単で、賃貸住まいの方に最適です。
Q. プリーツ網戸は自分で取り付けできますか?
A. 正直おすすめしません。
プリーツ網戸はレール取付の精度が0.5〜1mm単位で要求されるため、傾きがあるとジャバラが偏って数ヶ月で動かなくなります。本体価格3〜5万円が無駄になるリスクを考えると、プロ依頼(施工費込み5〜8万円)が結果的に安上がりです。
Q. 網戸の張り替えだけならDIYでもできますか?
A. 標準的な固定網戸の張り替えなら、道具5点(網・押さえゴム・ローラー・カッター・ハサミ)と1〜2時間でDIY可能です。詳しい手順と失敗しないコツは網戸DIY張り替え記事で解説しています。
Q. 札幌で網戸の交換を業者に頼むといくらかかりますか?
A. 札幌市内の相場は1枚あたり7,000〜15,000円(張り替えのみ)です。プリーツ網戸の新規設置なら5〜8万円が目安。具体的な業者選びの基準は札幌の網戸業者選び記事で詳しく解説しています。
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この記事を書いた人
札幌の内装工事歴10年・年間300件以上の現場に立ち会う職人ライター。リフォーム×スマート家電×内装インテリアの掛け合わせで、現場目線の一次情報を発信中。網戸の取り付け・張り替えは年間100件以上の実績。
最終更新日:2026年5月3日




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