- 自宅の壁紙の汚れが気になってきた…
貼替を自分でDIYでやってみたいけど、どうやって剥がすのかな??

壁紙はがしってカンタンにできるの…?
結論から言うと、
小型のカッターナイフでカンタンに剥がすことができます!
ただし、状況によってはまったく剥がれないなんてこともあるので
剥がし方と剥がれないときの対策を解説していきます
最後まで読めば「壁紙の剥がし方」について理解が深まります
当サイトの管理人

- 現役で内装屋を運営中
- 10年以上リフォームや新築工事を経験アリ
壁紙剥がしに必要な道具
壁紙を剥がすには
必要な道具があるので用意します
- カッター(小)
- スクレイパー
- パテベラ&パテ板
- ハイピッチファイルペーパー
- 脚立
カッター(小)

壁紙の施工にはカッター(大)は使用しませんので
必ずカッター(小)を使います
スクレイパー

壁を傷つけにくく、カッターよりも安全に壁紙はがしができるので
オススメです
パテベラ&パテ板
下地調整をする道具
キレイにパテをするために使用します

ハイピッチファイルペーパー
パテを削って下地の凹凸を調整する道具

使い捨てのサンドペーパーを貼り付けて使用
パテを削るときに使用するペーパーの粗さは
#60~#100番を目安に使いましょう
脚立&足場台

壁紙の施工には脚立は必須
一般的な住宅やマンション・アパートの
壁の高さは約250cm
なので、小柄な人でも3尺の脚立があれば天井まで手が届きます
脚立以外にも便利で安全に作業ができる足場台もオススメ

その他
必須ではないですが、あると役立つグッズは下記の3つ
- ドライヤー
- 腰袋
- 霧吹き
これらも用意しておくと剥がれない場合や
作業の効率アップするのでオススメ!


壁紙はがしの手順を解説
①はがす前に必ず準備をしましょう!
- 養生(必要があれば)
- 天井や壁紙についている器具を取り外す
養生
家具や家電があればしっかりと養生をして
壁紙のゴミやホコリが付かないように注意が必要です
器具の取り外し
天井や壁についている器具は取り外しておきます
戻せなくなったり、部品をなくさないように注意!
- 照明器具
- スイッチ・コンセントプレート
- カーテンレール&ふさ掛け
- レジスターなど



戻す位置がわからなくなるので
ビスなどは元の位置に刺しておきます
②壁紙を剥がそう!
- 古いクロスの剥がす
- 裏打ち紙(薄紙)の処理
- 剥がれない壁紙の剥がし方
壁紙の剥がし方
剥がし方はカッターで切れ目を入れて
刃を壁紙と壁の間にいれてメクリます

剥がれやすい時は、そのまま
めくったクロスの端を手でひっぱるとキレイに剥がれます
逆に剥がれない時は、まったく剥がれません
剥がれない時は、スクレイパーを使って壁を傷つけないように剥がします

カッターやスクレイパーで手を切らないように気を付けてください
こういった薄手のゴム付きの手袋があるとケガをしにくくなります
裏打ち紙の処理
下紙・薄紙・裏紙などいろいろな呼ばれ方がありますが
どれも同じ意味です。
壁紙は裏打ち紙が壁に残るように作られています
できる限りキレイに剥がすことが望ましいです
下紙を剥がした部分と残っている部分も段差になるので
パテ処理が必要になってしまいます

剥がれない壁紙の剥がし方

どこまで壁紙を剥がしたらいいんだろ?
キレイに剥がれないとき・ピリピリとちぎれてしまって剥がれないときは
どこまで剥がせばいいかわからないですよね
下記の対策を試してみてください
- ドライヤーやホットガンで温めながら剥がす
- 霧吹きで水分を含ませて剥がす
- 壁紙専用の剥がし剤を使う
- グレーの紙がでるところまで剥がす
「グレーの紙が出るまで剥がす」は最終手段です
壁が凸凹になってしまうので、下地調整が必須になるので注意
グレーを出す前に一度試して欲しいのが、壁紙専用の剥がし剤
壁紙にしみこませるとキレイに剥がせます
普段から利用しているこちらの剥がし剤がオススメ
壁紙(クロス)をはがした後はパテが必要

パテ処理をして凹凸を目立たなくします
DIYで下地が目立っていても気にしないって人は、下地処理をしなくても問題はないです
仕上がりをキレイにしたい方はパテ処理をしましょう。
パテについては
こちらの記事で詳しく解説しています
壁紙(クロス)の廃材・ゴミ処理について

壁紙の廃材は一般ゴミとして処分できません
少量であれば市区町村によっては処理できる場合もあります
とはいえ、基本的には産廃処理業者に委託して処分してもらう必要があります
産廃業者は環境省の検索システムで探せます
都道府県・政令市から提供された全国の処理業者情報から、許可番号、許可期間、優良認定の有無等の基本情報を簡易に検索・閲覧することができます
出典:環境省
まとめ:壁紙剥がし自体は難しい作業ではない
作業自体は、力も必要なければ難しい作業でもありません

問題は壁紙が剥がれないとき
剥がす作業だけでも大変な時間がかかることもあります……
こればっかりは”運”の要素が強いので剥がれることを祈りましょう
必要な道具は下記の5つです
壁紙を剥がす手順は3ステップです
- 準備をする(養生→器具の取り外し)
- 壁紙を剥がす
- パテ処理(下地調整)
ごみ処理は産廃業者に委託しましょう
都道府県・政令市から提供された全国の処理業者情報から、許可番号、許可期間、優良認定の有無等の基本情報を簡易に検索・閲覧することができます
出典:環境省
取引先や元請けを探している方には
リホチョクがオススメです


DIYはハードルが高いなと感じる方は
一度リフォームの一括見積を検討してみるのもアリです
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