こんにちは、内装屋として建築業界に携わって10年以上トトです
クロス屋さんとして
もっと稼ぐためにはどうしたらいいだろうか?
と日々考えております
これが最適解だ!というのはなかなか見つかりませんが
今回使ったクロス糊については
状況次第では非常におススメできる商品だったのでご紹介します
同業者さんの参考になれば幸いです
ヤヨイ化学のセミダイレクトはこんな状況にオススメ
クロス屋さんなら上記のような状況に陥ることは往々にしてありますよね
このような悩みを解決してくれる糊がセミダイレクトです
1分程の撹拌で簡単に希釈ができます。
新希釈型クロス用接着剤
・6kgは手動撹拌で簡単に希釈でき、リフォーム施工などの小規模現場に最適です。
出典:ヤヨイ化学
・18kgは希釈水を1度に全量加えてもママコができず、1分間で簡単に希釈ができます。
・原液タイプ(1箱90~100㎡施工)に対し、セミ・ダイレクトは1箱で180㎡施工できお得です。
・アイハギ時間が長く、糊の拭き取り性に優れています。
・クロス裏打ち紙はがし剤「下地がスッキリ」で裏打ち紙が簡単・キレイに剥がせます。
公式でも謳っているように
撹拌機不要で簡単に希釈できるという点が今までの糊とは大きく異なります
クロス糊としての性能も担保しつつ、職人目線の使い勝手の良さがセミダイレクトの魅力
次はどんなメリットとデメリットがあるのか解説します
セミダイレクトのメリット・デメリット
職人目線でセミダイレクトの長所と短所について解説します
現場レベルでの使い勝手も考慮されて開発された印象は強く
下記のメリットがあります
よくある例としては、残り数十mクロスを貼れば終わる現場で
18㎏の希釈糊を練るとなると
大量の水を必要になり、さらに撹拌すると、その重量は約40㎏にもなってしまい
帰りの道具移動だけでも一苦労になんてことになりますよね
そういった場合の対策としては今までは
上記の2パターンくらいでしたが
セミダイレクトの発売によって選択肢が増えました
しかしデメリットもありますので下記を参考にしてください
コスト面では希釈糊には劣ってしまうのが大きなデメリットですね
デメリットも考慮して、オススメの使い方をご紹介します
セミダイレクトのオススメの使い方【現場次第ではスタメン入り】
まず、セミダイレクトの真価を発揮するために必要なモノがあります
ヤヨイから発売されている専用の
上記の道具と併用することで、痒い所に手が届くような使い方が実現します
具体的には
手動で撹拌作業ができるので、騒音がでません
しかも数分で糊を練ることができる上に
使用する水もミニレギュレータのラインに合わせて入れるだけなので
恐ろしくカンタンに撹拌が可能
セミダイレクトを使うならミニレギュレータとスティックミキサーを
セットで購入することを推奨!
使用感と施工性や糊の接着力
使ってみた感想としては
まずプラゾールの独特な匂いが結構強く感じました
プラゾール含有量は多めなのかなという印象
壁紙施工時のジョイントもかなり収まりが良い印象を受けました
目スキ・目開きもあまりなく下地の悪い現場でもしっかりと接着した
また施工時に天井や壁への接着力が希釈糊と比較して
強い感じがした(水の量はヤヨイ化学指定の量)
正直、値段は高いですが
残り20m以下の状況で18㎏の希釈糊を練ると
約40㎏ほど重量の糊バケツが爆誕してしまうので
低希釈の糊はかなり便利だなと思いました
もちろん無希釈の糊でも良いのですが
それはそれで重くて持ち運びが煩わしいです
微妙な数量の時にはセミダイレクト一袋(6㎏)+水を少量の組み合わせで
持ち運ぶのが非常に身軽でベスト
取引先や元請けを探している方には
リホチョクを利用するのがベターです
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