リフォームのプロが【壁に空いた穴】の対処方法を解説!

住まい
悩む人

困ったなぁ、壁に穴が開いちゃったよ……
どうしよう……?

リフォームのプロ対処方法を解説します!

\この記事はこんな悩みを解決します!/

  • 壁の穴を自分で直したい!
  • 壁の穴を保険で直せるのか知りたい!
  • 壁に空いた穴を業者に直してもらう費用を知りたい!

小さなお子さんが、賃貸で借りている部屋の壁に穴を開けてしまう!なんてことはあるあるですよね

この記事では、壁に空いた穴の直し方・対処法・業者に依頼する場合の費用について深掘りしました!

本記事の信頼性

当サイトの管理人は、リフォーム歴10年以上のプロの内装屋です。
住まいのプロが経験と知識をもとに解説します!

最後まで読んで頂ければ、「壁に穴を開けてしまった場合」にどう対応すればいいのかがわかります!

そもそもなぜ壁の穴を放置してはいけないのでしょう?

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壁の穴を直さなければいけない理由

結論からいうと、

壁の穴を放置できない理由は

  • 賃貸では退去時に原状回復しなければいけない
  • 壁としての機能が低下する
  • 壁のすき間から虫が侵入して巣を作る可能性がある
  • 壁の穴がさらに大きくなる可能性がある
  • 火災時に火の回りが早くなる危険性

というような理由から、直さなければいけません。

ひとつずつ解説していきます!

賃貸の場合、退去時に原状回復が義務

賃貸で部屋を借りている場合には、退去時には”原状回復”が義務となっています

退去時にトラブルとなることが多い為、国交省の住宅局が定めたガイドラインが存在

聞きなれない言葉かもしれませんので、原状回復については
国土交通省住宅局が定義を公表していますので参考にどうぞ

原状回復の定義

原状回復とは、賃借人の居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、
賃借人の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような
使用による損耗・毀損を復旧すること

原状回復をめぐるトラブルとガイドライン(再改定版)出典:国土交通省住宅局

ということで、マイホームでは無い方は壁に穴を開けた場合は
直さなければいけません

壁としての機能の低下

間仕切り壁として、防音・防寒機能が低下してしましますので
壁の穴は塞ぐ必要があります。

具体的にいうと、

  • 隣の部屋の声が筒抜けになってしまった
  • 壁の穴から、すき間風がビュービュー吹いてくる

本来の壁としての機能が無くなってしまいますので

早急に壁の穴は直したほうが良いです!

虫が侵入する可能性

壁から虫が侵入したり、壁の中に虫が巣を作る可能性があります

虫だらけの部屋は気持ち悪いですよね

虫が苦手な方もはやめに壁の穴は塞ぐほうが良いですね!

放置すると、さらに穴が大きくなる可能性

壁の穴は放置すると、そこから崩れてさらに大きくなる可能性があります

穴が小さければ、修理にかかる費用も少なく済みます

火災時に、火の回りが早くなる危険性

木造住宅の場合、壁に穴があることによって下地に使用されている木材に

着火するリスクが高まります

結果として火災時に火の回りが早くなってしまい危険です

部屋の壁に空いた穴、DIYで直す場合!

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穴の大きさや、破損の程度によって直し方が変わってきます

DIYで直せるかどうかの判断に迷っている場合は

こちらの記事を参考にしてみてください

壁穴の補修について詳しく解説していますので

DIYで直す手順も画像付きで記載してあります

壁に空いた穴は保険で修理が可能?

賃貸契約で入居する際には、必ず火災保険に加入します

火災保険とセットで【借家人賠償責任補償特約】に加入している必要があります

図解

不慮の事故による破損の場合には、保険での修理が可能

借家人賠償責任補償特約とは

偶然の事故で借りている部屋を破損させてしまったときに、
持ち主である大家に対する損賠賠償をするという補償。
火災・水道管の破裂・水漏れなどが主に対象。

つまり、故意に開けてしまった穴の場合は保険の対象外となってしまいます

免責条件や契約内容を含めて、保険会社に問合せして確認してみましょう!

プロの修理を依頼する場合の費用

悩む人

自分で直すのはムリそうだな~
お金で解決しちゃいたい

自分で直せる自信がない場合は、業者に依頼するのがベターですね

プロに依頼する場合の費用をまとめました

穴の大きさや壁紙の張替えが必要かどうか

必要であればどのくらいの面積になるのかによって金額は変わります

修理内容金額
小さい穴+壁紙の補修¥20,000~¥40,000
大きい穴+壁紙の補修¥30,000~¥50,000
穴の補修+壁紙の張替え¥40,000~¥100,000
壁紙の補修のみ¥20,000~¥40,000
費用の目安
ご依頼希望の方は

札幌近郊の方であれば、当サイトの管理人が対応させて頂くことも可能です
ご相談・ご希望の方はお問合せフォームから直接ご連絡いただきますようお願いいたします

リフォームを安心に安く|リフォーム比較プロ

まとめ

1.壁の穴を放置するメリットはありません!

壁の穴を放置できない理由は

  • 賃貸では退去時に原状回復しなければいけない
  • 壁としての機能が低下する
  • 壁のすき間から虫が侵入して巣を作る可能性がある
  • 壁の穴がさらに大きくなる可能性がある
  • 火災時に火の回りが早くなる危険性

2.DIYで直すという選択肢もアリ

こちらの記事で直し方を詳しく紹介していますので、参考にどうぞ!

3.保険で直せる可能性もある

火災保険とセットで【借家人賠償責任補償特約】に加入している場合は壁の穴を保険で直せます!

借家人賠償責任補償特約とは

偶然の事故で借りている部屋を破損させてしまったときに、
持ち主である大家に対する損賠賠償をするという補償。
火災・水道管の破裂・水漏れなどが主に対象。

4.プロに修理を依頼する場合の費用

修理内容金額
小さい穴+壁紙の補修¥20,000~¥40,000
大きい穴+壁紙の補修¥30,000~¥50,000
穴の補修+壁紙の張替え¥40,000~¥100,000
壁紙の補修のみ¥20,000~¥40,000
費用の目安

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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