壁紙リフォームをする際に多くの方が悩むのが「ジョイント(つなぎ目)」の処理です。せっかく貼り替えても、ジョイント部分が目立ってしまうと仕上がりの印象が大きく損なわれてしまいます。この記事では、壁紙のジョイントが失敗する原因とその対策を分かりやすく解説し、おすすめの解決方法として「ジョイントテープ」をご紹介します。
- 壁紙の継ぎ目(ジョイント)部分が乾燥後にパックリ開いてクレームが来た!
- 下敷きテープ入れて重ね切りしているのに、壁紙の継ぎ目(ジョイント)がひらいてしまう!
- DIYで壁紙の継ぎ目が目立たないように施工したい!

和紙テープを入れて施工すれば一撃で解決です
壁紙ジョイントが失敗する主な原因
1. 下地処理が不十分
壁紙のつなぎ目は、パテ処理して下地が平らでないと段差や浮きが出やすくなります。パテ処理ややすり掛けを怠ると、どうしても目立ってしまいます。
2. 糊の量が不適切
糊が少なすぎると浮きや剥がれの原因に、多すぎるとジョイント部分からはみ出し、汚れやシミの原因になります。
3. カットの精度が悪い
重ね切り施工の場合、壁紙の重なり部分をカッターでカットする際、一度でも使った刃は必ず折っておきます。角度が不安定だと、切り口が曲がったり仕上がりが粗くなります。
4. 施工環境(気温や湿度)
湿度や温度が高いと壁紙が伸縮し、ジョイント部分が開いたり重なったりすることがあります。
5.ジョイント位置が悪い
下地処理した場所や、古い壁紙の下紙がフワフワしているところにジョイントしないようにします。
6.カットするときに力を入れ過ぎている
壁紙は意外と繊細な作業なのです、力を入れ過ぎていると下敷きテープをいれていてもカッターの刃が下地を傷つけていることがあります。
壁紙ジョイントをきれいに仕上げるための対策
✅ 下地をしっかり整える
段差や凹凸をパテで埋め、ペーパーで平滑にすることが大切です。これでジョイント部分の仕上がりが大きく変わります。
✅ 糊の適量を意識する
専用の施工用ローラーを使い、ジョイント部分の糊付けを均一にすると浮き防止につながります。
✅ カッターの刃をこまめに交換
新品のカッター刃を使い、重ね切り(ダブルカット)を行うと、真っ直ぐで目立たないつなぎ目に仕上がります。
✅ 施工環境を整える
直射日光を避け、湿度が安定した環境で施工すると失敗が減ります。
失敗を防ぐための基本対策
- のりは適量を心がける(はみ出したらすぐに拭き取り、乾いていたら糊を塗る)
- 圧着ローラーでしっかり押さえる
- 下地をきれいに処理してから施工する
- 重ね切りは真っすぐ慎重に行う
- 下紙保護の下敷きテープは100%信用できない
それでも「下紙を切ってしまっていないか不安」「後からジョイントが浮いてきた」という場合に便利なのが、ジョイントテープです。
解決策:ジョイントテープを使う
ジョイントテープは、壁紙のつなぎ目を補強・保護するための専用テープです。白くて非常に薄いので目立ちにくく、施工中に簡単に貼れるのが魅力です。
ジョイントテープのメリット
- 白色で薄いので仕上がりが自然
- 隙間、剥がれ、浮き、メクレを防止できる
- DIY初心者でも扱いやすい
- 施工後の補修にも対応可能
使い方のポイント
- 重ね切りした箇所をめくる
- 糊が乾燥しはじめたり、薄いなと感じたら少し壁と壁紙に糊を塗る
- テープを必要な長さにカット
- ジョイント部分にスムーサーなどを使ってまっすぐ貼る
- 上下にはみ出た部分はカットして、ローラーで圧着
これだけで強度がぐんとアップします。



下敷きテープを入れても下地までカットしていることが往々にしてあります
プロでも悩むジョイントの処理ですが、初心者やDIY派の方にもおすすめなのがジョイントテープです。重ね切りした箇所を一度めくって、貼るだけでつなぎ目をカバーできるので、施工後の浮きや剥がれを防ぎ、仕上がりを美しく保てます。
まとめ
壁紙のジョイントが失敗する原因は「下地処理が不十分」「糊の量が不適切」「カット精度が悪い」「施工環境」「ジョイントの位置が不適切」などが挙げられます。
これらを対策しつつ、さらに安心して仕上げたい方にはジョイントテープの活用がおすすめです。DIY初心者でもきれいな仕上がりを実現できます。
糊付きでも糊なしでもどちらでもかまいません。糊付きであれば、壁紙の水分を吸って糊が付くので個人的にオススメです。お好みで選びましょう。
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